閉店

地元にある、美味しいラーメン屋さんが閉店していた。
10月4日に閉めたらしい。所謂「地域密着型」の、ご主人とおばさん(奥さんか?)が2人で切り盛りしているような地味な店だったけど、どのメニューも美味かった。10年前に開店したときは醤油ラーメンだけで、それから2年ぐらいの間隔で味噌、坦々、塩と徐々にメニューが増えてきて、そのどれもが平均以上の味。すごく気に入っていて、いつか全部のメニューを写真つきでここに記録しておきたいけど、改めて写真とるのも恥ずかしいし、なんてときどき思っていたのだが。あ〜あ。あの店のない地元か。僕の数少ない楽しみのひとつが減ってしまった。数が少ないからひとつの喪失から被る被害が甚大だ。こんな気持ち、ここを読んでいる君にはわからないだろうねえ。どーせここを読んでる君らなんかもう、素敵な楽しみがキラ星のように無数にあって友達だってたくさんいてルックスだって悪くなくて最近仕事も面白くなってきて来週恋人と旅行でプロポーズなんかされちゃってモゥ大変なんだもんなあ。いや参った。
もともと今住んでいる場所に思い入れも愛着もなく、それどころか朝起きて周りが焦土になっててもお茶すすってられるぐらいで、実にくだらないアホな地元だと思ってる方なんだけど、これでますますしょーもない土地に成り下がったね。あはは。どれくらいくだらない土地か客観的かつ視覚的に理解できる光景として、最近駅前に出来た日高屋*1が、僕が帰宅する22〜23時頃の時間帯にすっげ混んでやんの。しかも客層を観察するに、明らかに半分ぐらいが帰宅途中じゃなく、ディナーとしてわざわざ出かけてきてる人々。ヤンキーっぽい夫婦とか年金で昼間パチンコ打ってるようなジジババとか、あとはハゲとか押し売りとか人さらいとかレイプ魔とか。
三沢もマイケルも死んじまうし、今年は最低の年だ!

*1:なんかもう今回の大好きラーメン店閉店が日高屋のせいに思えて仕方がなくなってきた。一生入らねえ。まあ、もともと人生で一回ぐらいしか入ったことないけどさ。