都下とか
ガビョ布と新宿で待ち合わせて一路赤羽へ。朝からやっている飲み屋が目当てだ。
駅前にある商店街の真ん中。開店する９時半やや過ぎに着いたが、店内はすでに常連らしき客で中ぐらいの入り。
とりあえず煮込みとビールで乾杯したあとに頼んだうな丼と生ゆば刺し、それに岩のり。いくらのどぶ漬けも頼んだが、季節モノなのか置いてなかった。いきなりビールにうな丼もないもんだ。とりあえずこそげるようにうなぎだけ食べる。さすがうなぎ専門店出自だけあり、脂が乗ってていいうなぎだった。
扱いに困るかと思われた岩のりだったけど、タレがしみてないうな丼の残りのごはんに塗ったくったり、ビールのあてにちょびちょびつまんだりで完食。その後に頼んだつぶ貝の刺身やミミガーなど、どれも美味かった。呑みおえて外に出ると、そこは真昼間の商店街。日差しのまぶしさに不思議な感覚に陥る。
赤羽を後にして、池袋に移動。ぶらぶらしながら西武デパートの屋上へ。イベントなどやってなく、すぐ下の駅やレストラン街の混雑が信じられないほどの閑散とした空間が広がる。
手打ちうどん屋。あてにはならないけど、しめに一杯頼んでみるか？
（月見）おろしうどん。卵とおろしの効果がイマイチわからない、というよりもおろしのせいで混ぜたときに若干ぬるくなるが、美味かった。
手打ち麺。カドが立っていてしっかりしている。
ここでは青空がおかずだ。
井の頭公園や代々木公園などとは違い、付近の住宅との境界があいまい。写真は公園を南に見下ろすように建っている豪邸。いい場所にちゃんといい家が建っているんだな。
どこの駅からも遠いし近くに大きな繁華街がないせいか、全体的にゆるい雰囲気が漂う。
公園内にある休憩所。
座敷があり、主に家族連れが思い思いの時を過ごしていた。
単なる観光地の休憩所にしてはやけくそ気味に充実しているメニュー。
自販機で買ったメロンソーダ（わざとらしいメロン味）とおでん。色彩的に最悪の組み合わせだな。味も。
カレー丼。うん！ これこれ！ ……って、なにが「これ」なんだ。腹がはちきれそうだったので全部ガビョ布に食べてもらった。満腹はどんな香辛料にも勝らないスパイスであるからして。
おっと。けだるい昼下がりの空気の中、午睡に落ちる客が後を絶たないらしい。
