そばはうす 不如帰

仕事で幡ヶ谷に用事があったので前から気になっていた「そばはうす 不如帰」に出向いた。



首都高から伸びている商店街の途中にある路地をさらにちょっと入ったところにある。ものすごくわかりにくい立地条件。幡ヶ谷の駅付近には他にも武蔵家や我武者羅など数件の店舗が点在し、ちょっとしたラーメン横丁だった。



「醤油ラーメン味玉焼き海苔入り」を注文。ここのラーメンの売りは蛤を使った出汁。確かに貝の旨みがほんのりと口中に広がる。なるほどなるほど。美味かったでーす。近所にあったら通いつめそう。後味がなんとなく梅干っぽかった。微妙に舌が痺れるような。なんだろう?
ただ、これは好みの問題なんだが、僕がラーメンに求める美味しさの基準からすると上品すぎ*1た。もっと強烈に蛤の臭いがしてもいいと思う。ここでしか食べれないと力ずくで納得させるような。同じことはアイバンラーメンちゃぶ屋でも感じた。うがった見方をすると、「ラーメン通が喜びそうな味」。あ、こういう上品系でも「こりゃ参りました」ってラーメンがひとつだけあって、東大の近くにある「初代けいすけ」ってところの味噌ラーメン。出来た当時に行ったらすっげ美味かったけど、しばらくして行ったら違う人が作っててあんま美味しくなかった。今は知らない。

*1:天下一品が一番美味しいと思っている人間の書くことなのでそこらへん考慮して読んで下さい。