恋空恋空恋の空

邪気眼で思い出した。
今日やってた『恋空』の総集編を何気なく見てたんだけど、こういう話だったんだね。第3話までで「妊娠→父親と和解→流産→癌」という怒涛の流れ。合間合間に入る描写もなんかイチイチ男が女の頭をクシャクシャなでてみたりパツキンに前全開の学生服で「娘さんをください」直訴したり文化祭のコンサートで青春のシャウトした男が女を舞台の上に名指しで呼び寄せたり流産した女をメンズナックル風のファッションでダッシュしてきた男が迎えに来て二人でちっこい雪だるまを死んだ胎児に見立てて水子供養したり、もうある意味やりたい放題だった。は〜あ。なんか……ああいう、プーッとふき出したくなるようなひとつひとつのセリフを人の目を見て真顔で言い切れる才能が恋愛には求められるんだろうね。単細胞になりきる勇気というか。あやかりたい。全く皮肉じゃなく。