被愛妄想が止まらない

ときどき思い出しては「あ、コレblogに書いておこう」という物事のひとつにビートルズの『ノー・リプライ』は改めて聞くとストーカーだよねコレ」というのがあって、ネットで調べたら既に書いてる方がいらっしゃった。


ビートルズ『No Reply』はストーカーソングではないか?
http://www.playnote.net/archives/000259.html


そうそう! こういうことが言いたかったんだよ! ……と自己完結するのもなんなので、僕が特にヤバいと思う歌詞を紹介。


And I'll forgive the lies that I
 Heard before when you gave me no reply.


ココ! 無視され拒否され散々つきまとった挙句に「forgive」ときた。どうしてそこまで上から目線? おっそろしい〜な〜。まだ「ストーカー」、「つきまとい」のような概念が明確に言語化されて人口に膾炙する前の大らかな時代だからこそ熱烈なラブソングとして「あるあるある〜」コールと共に受け入れられてたんだと思う。してみると他にもストーカーじゃん! な曲がかなりあるんでないかい? 僕の見立てだと「You Can't Do That」は思い込みandDVの匂いがするし、「Run for Your Life」では「他の男といるの見つけたらブッ殺す」って堂々と殺人予告(時代を先取り)だし、「Michelle」では言葉もわからん相手に愛してる必要だ欲しいばっかり何度も何度も繰り返すし、「Please Mr. Postman」に至っては彼女の手紙を運んでくる(に違いない)郵便屋さんにすら執着してる、気がする(言いがかり。しかもカバー曲)。