バト＝レ・カンタービレ
敬遠してたＧＩ編以後のハンターハンターの単行本を最近読破した。なんだ、おもしれーじゃねぇか！ 特にボノレノフ！ 今までほぼ一言も口を聞かず、それどころか素顔も不明。戦闘シーンゼロ。団長の「派手に殺れ！！」の檄にも（コルトピと共に）どこで何やってたんだか皆目不明のないないずくしで終わるのかと思ってたら、いきなり素顔（歯抜け……）晒すわ、しゃべりまくるわ大活躍じゃあーりませんか。良かった良かった。あと他の団員の必殺技も次々に明らかになった。シズクが下着になった。
それはそうと、このハンターハンターのキメラアントしかりドラゴンボールのセルしかりバキのカマキリしかり、普通の人より遥かに「最強」について考えあぐねた作家達が示し合わせたように（煮詰まって？）「やっぱ虫かな」って結論に辿り着いてるのが面白いなあ。漂流教室も虫が支配する世界だった。そういや原哲夫も虫っぽいボルゲで幕を閉じた北斗の拳の後にサイバーブルーでキメラ人間の漫画描いてたな。その点荒木先生はまんべんないな。ジョジョは強さの絶対値じゃなくって能力対決*1でインフレ起こさないからだろうなきっと。あと何があったっけ。キン肉マンもあんま関係ないよな。ていうか、キン肉マンは最初が最強すぎるだろ。巨大化して怪獣と戦ってなかったか？
