カート・ヴォネガットさん死去
http://www.asahi.com/international/update/0412/TKY200704120173.html
Ω\ζ°)チーン
僕のヴォネガットBEST3
1.『タイタンの妖女』
最初の100ページまでは全く面白くなくて読むの止めかけたんだけど、舞台が火星にうつってからは一気呵成。ヴォネガット一流の空想力と皮肉に満ちた展開。
キーワード:勃起した数学者の彫像
- 作者: カート・ヴォネガット・ジュニア,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1977/10
- メディア: 文庫
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2.『ガラパゴスの箱舟』
人類が、滅亡する(ネタバレ)。滅亡の経緯は大災害でも世界大戦でもない。実に静かに進行するところが面白い。しかも実際にありそうな感じ。
キーワード:指つっこんで受胎
- 作者: カートヴォネガット,Kurt Vonnegut,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1995/10/01
- メディア: 文庫
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3.『母なる夜』
初めて読んだヴォネガット作品。まるで海に飛び込んで海面にゴチーンと頭うったみたいな衝撃をうけた。トラルファマドール星人もボコノン教も出てこないが、グイグイ引きこまれる。
キーワード:立ち尽くす街角
- 作者: カート,Jr.ヴォネガット,飛田茂雄
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1987/01/01
- メディア: 文庫
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これからヴォネガット読もうとする人は処女作の『プレイヤー・ピアノ』からは入らない方がいいと思う。分厚い上に面白くない。